いろいろな腰痛⑤
- 2016年12月19日
- ブログ
こんにちは、「shisei整体院」です。
いろいろな腰痛④の続きです。
内臓からの腰痛
内臓の様々な病気から腰痛が発生することが分かっています。
尿管結石
腎臓で作られた排泄物、つまり尿は膀胱を経由し、尿道を通って排出されていきます。その経路の中に、結石と呼ばれる結晶のかたまりが出来ることがあります。カルシュウム、アンモニウム、尿酸などの結晶になるのです。
これが、「尿管結石」と呼ばれる病気です。
とにかく痛い。脂汗が出るほど痛い!
経験者は皆、そのように語ります。
尿がつくられて腎臓は両方の脇腹にあり、膀胱は股にあります。それをつなぐのが尿管。
とても腰に近いために、尿管の痛みを最初は腰痛思うケースがあるのです。
腎臓病
細菌が尿道から入り込んで、膀胱、そして腎盂まで到達して炎症を引き起こす感染症があります。
「急性腎盂腎炎」といいます。
炎症が起きると、わき腹にある腎臓が腫れ上がるので腰が痛くなったと勘違いしてしまうことがあります。
ほかにも、糸球体腎炎といった腎臓病があります。
腎臓が悪い場合、血尿や発熱、尿中の白血球増加といった症状も起きてきやすいので、腰痛と共にそのような症状があるかどうかを注意したいものです。
子宮の病気
体の中に出来るデキモノ、腫瘍には、筋腫と肉腫があります。
筋腫は良性であって、筋肉から発生して膨らんでいきます。
体の中でも子宮が一番筋腫ができやすい部分です。
「子宮筋腫」と呼んでいます。
子宮筋腫になり、筋腫が大きくなっていくと、周辺を圧迫し始めます。
骨盤神経が圧迫されると、腰痛という症状となって現れてくるのです。あるいは、尿道や膀胱を圧迫すると排尿に問題が出てきますし、直腸を圧迫すれば便秘になったりもします。
女性が子供を宿す準備として、子宮の内側に厚い粘膜を作り出します。
妊娠していない場合は4週間後にその粘膜が剥がれ落ちて、月経として排出されていきます。
その粘膜が、子宮の内側でないところ、卵巣や卵管直腸などにできてしまう病気があります。
「子宮内膜症」といいます。
子宮内膜症になると、腰の仙骨の近くに集まっている神経を圧迫するために、腰痛という症状が出てきます。
胆石
肝臓で作り出される胆汁が固まったものを、「胆石」といいます。
これが胆嚢や卵管にたまると痛みを発生させ、腰痛となって出てくることもあるようです。
高カロリーな食事をしているとこの病気にかかりやすいようです。コレステロールがか固まって胆石となるのですね。
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